ビューイック　94ｙ　リーガルワゴン　エンジン不調

ビューイック　94ｙ　リーガルワゴンの修理で入庫致しました。高速運転中、排気温度警告音（ピーピー）がなるという症状です。当時の国内登録用に取り付けられた後付けの警告音です。何か不具合原因があり警告音が鳴っているのでしょう・・・。入庫時アイドリング・走行テスト実施でエンジンの調子が悪い事が確認出来ました。この状態で高速ドライブしていると不完全燃焼ガスがキャタライザーの溜まり、高温になって警告音を出していたのでしょう。実際危険な状態でした。警告音の誤作動ではなく、正常に作動していたんですねッ！！TECH2にてシステムチェック・アクティブテスト・フォルトコードチェック、エンジン基本点検実施で今回の一番の原因は・・・NO3.6のインジェクター不良でした！！インジェクターの作動音はしっかりしていたのですが・・・まさかの6発中、2発死んでる状態・・・・エンジンブルブルです。年式的に、OBDが搭載されて間もないシステムですのでミスファイヤーでエンジンチェックランプが点灯しないのでチェックランプでは判断出来ません。その他点火系のパーツにも劣化が診られますし、インマニG/K、ヘッドカバーG/K等、シール関連もかなり劣化しており重度のオイル漏れもありましたので、今回はエンジン不調は当然の事ながら、エンジン廻りのオイル漏れの修理も実施させて頂きました～。かなりバラシますよ～。インジェクターはアメリカオーダーになってっしまいますので取り寄せに少々お時間掛かりますがその内にバラシておき、ガスケット類は全て新品に交換。インジェクター６本、点火系パーツリフレッシュでエンジン快調！！６発中２発死んでたのですから６発しっかり働けば全然違います！！年式を感じさせないスムーズなエンジンに回復しました～！！エンジンオイル漏れも治まり修理完了です～！！

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