東京都荒川区よりベンツ（W203）C200エンジン不調修理

 ベンツ（W203）C200の修理で東京都荒川区はM様より入庫致しました。症状は冷間時のみエンジンアイドリングが物凄い勢いでハウンチングします！！2・3分するとピタッと治まり何も無かった様に走ります。要するに、ファーストアイドル時のみの症状ですね。と言う事は診断出来る時間もかなり短いと言うことになります！！基本的なDASシステムチェック・フォルトコードチェックと基本エンジン点検でW203の持病でもある、カムセンサーからの配線毛細化現象によるオイルの吸い上げでエンジンコントロールモジュール破損なんて事も・・・。以前、カムセンサー数回交換、エンジンハーネス、ブローバイホース等交換実施済みですのでが一応点検、カムセンサーと配線の間にオイル吸い上げ防止の対策パーツ配線を噛まします。エンジンコントロールユニット側のコネクターに数量のオイルが廻っており念の為ユニットリペアー実施致しました。が、今回1番の犯人は・・・スロットルアクチュエーター（電子スロットル）でした。ファーストアイドル時、スロットルバタフライの作動が微妙に微妙に狂い、エンジン回転が1500rpmまで上昇（正常値は1200rpm付近）するのでエンジンコントロールユニットは回転を下げようと制御し始めハウンチングが起こると言う状況でした！！色々点検・整備でお時間頂いてしまいましたが完治して良かったです！！昨今ほとんどの車が電子スロット仕様になり、電子スロットルの故障は数ありますがこのモデルのこの症状は初めてでした。とても勉強にもなりました。いつもご利用ありがとう御座います！！