ベンツ　５００SEL　W１４０　エンジン修理

 ベンツ　500SEL　W140の修理で入庫致しました。症状はエンジン不動・・・例え掛かってもすこぶる調子は悪くブルブル・ブスブス黒煙バラ撒き状態でとても走行出来る状態ではないので牽引引取り致しました。早速DASにてシステムチェック・実測値測定・フォルトコード点検と整備を進めて行きます！！！S500等　W140にお決まりのフォルトコードが幾つも入っておりエンジン点検の結果・・・エンジンハーネス・POSケーブル・スライド（電子スロットルアクチュェーター）の配線不良でした。配線の被服はボロボロで幾つもショートしています。W140に多い症状なのですがこうなると配線交換しか出来ません。これだけ配線がボロボロでショートしていますから最悪の場合コントロールユニットも破損している可能性も出てきますがそれはエンジンハーネス・POSケーブル・スライドを交換後に再度点検致します。年式から診てもかなりの確率でこの様な状態になりますので定期的に配線の点検を実施して頂き、ヒビが入っている状態で交換をお勧め致します。少しの振動でショートとなりますのでその前に交換されていた方が懸命でしょう！！！

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